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米国:エルゼビアの契約開示差止め請求、棄却

2009年06月25日|

エルゼビアが契約書開示の差止めを求めた裁判で、6月19日、ワシントン州ホイットマン郡上位裁判所は当該請求を棄却した。

本件は、エルゼビアとワシントン州立大学(WSU)間のバンドル契約の条件を調査すべく、研究者3名(うち1人はカリフォルニア大学教授、1人はミシガン大学教授)がWSUに契約書の公開を求めたことに対し、「契約書を開示すれば、わが社独自の価格設定方法が分かり、個人を利し公の損となる。開示はワシントン州法に基づくわが社の守秘権の侵害だ」として、エルゼビアが提訴していたことに対する裁定。

文書公開を求めた研究者らは、「多額の税を使う契約を完全に透明にすることで、国のオープンアクセス法は公益となる。今後も多くの大学図書館が締結したBig Deal契約の条件を調査し、結果を図書館コミュニティで共有したい」と語る。

WSU図書館員は、「公文書の公開は当然だ。北米研究図書館協会(ARL)学術コミュニケーション委員会の一員として、どのような調査結果が出るのか興味がある」と語る。

ARLは、先月、守秘条項を含む契約書の締結を拒否し、他の加盟館と契約内容を共有するように勧告している。

[ニュースソース]
Elsevier Motion to Block License Release Denied in Open-Records Decision – ARL, 2009/6/23
[関連サイト]
米国:ARL、「守秘義務にNo」を呼びかけ - 2009/6/10

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